S字型に蛇行するヴァルタヴァ川に囲まれた町で 13世紀の創建されチェスキークルムロフ城。 ゴシック様式とルネッサンス様式の建物が立ち 並ぶ町なみは石畳が敷き詰められた、煉瓦色の 屋根が美しいヨーロッパらしい趣のある町です。
このお城の姿は、カレンダーか何かで目にしたこと がある。「白鳥の城」と呼ばれるこの絵のように 美しいお城は、バイエルン国王が17年の歳月 あまりにも浪費した狂王とか罵倒され、謎の死を とげ、この城に住んだのはわずか172日間だけ だったという。 ワグナーの心酔だった王の悲劇と共に 印象に残る美しさです。
街を取り囲む城壁内は、一つひとつの建物が おとぎの国のような、美しくかわいい町並みです。 クリスマス用品のみを年中売っているお店をはじめ まるで別世界で、見て歩くだけで楽しい町です。 軒先には、レストラン、、ホテル、パン屋等に さまざまなデザインされた看板が吊り下げられて います。これも、大変凝った美しいものです。
16世紀に建てられた急勾配の屋根の木組みの 家々、奇跡的に戦禍を免れた中世そのままの 町並みは、とても趣があって魅力的でした。 17世紀の30年戦争に巻き込まれスエーデン王の 軍に包囲され町の破壊が決定されたが、子供達が 懇願したので、王は命令を撤回したという エピソードが残っている。近代に入ると地理的な 要因から町は忘れ去られ、結果中世の町並みが 残ったといわれています。
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